業務用エアコンはフロン排出抑制法に則り点検する義務があります。

事務所や工場、店舗には必ず業務用エアコンがありますよね。その業務用エアコンは、法律で点検をしないといけないこと知っていましたか?
今回は、なぜ点検をしなければいけないのかと法律についてご紹介いたします。

なぜ点検をしないといけないの?

業務用エアコンが含まれる業務用冷凍空調機器分野の多くにはフロンガスが使用されています。そのフロンガスは「地球温暖化」に大きな影響を及ぼします。
そのため、2015年4月1日に施行された「フロン類の使用の合理化及び管理の適正化に関する法律(フロン排出抑制法)」の法律を守らなければいけません。

地球温暖化に影響を及ぼすフロンガスですが、どんなガスなのでしょうか。

フロンガスとは

アメリカで開発された化合物や冷蔵庫などに使用する冷媒(熱を移動させる媒体)用に1928年に作られました。
無色・無臭で扱いやすく人間に害がないだけではなく、温度が伝えやすく、燃えにくく、科学的に変化しにくい特性を持っています。なので、出来た当初は夢の化学物質としてもてはやされていました。
しかし、フロンガスがオゾン層を破壊するとわかりフロンの製造・輸入が禁止されました。
現在のエアコンに使用されている冷媒は、代替フロンと呼ばれています。代替フロンは、地球温暖化への影響が少なくオゾン層を破壊しない化合物です。

フロンガスについて少しは分かったと思います。次は、業務用エアコンの点検方法についてご紹介いたします。

フロン排出抑制法に則った業務用エアコンの点検方法

フロン排出抑制法の義務に違反した場合は、罰則があります。
フロン類をみだりに放出した場合:1年以下の懲役または50万円以下の罰金
機器の使用・破壊等に関する義務について都道府県知事の命令に違反した場合:50万以下の罰金
算定漏えい量の未報告・虚偽報告の場合:10万円以下の過料

そのため業務用エアコンの管理者は、使用時と整備発注時と破棄時に法が定める措置をする義務があります。
※管理者とは、エアコンの所有者のことです。
  • 1.定期的な点検
    簡易点検:3か月に1回以上管理者自身での点検
    定期点検:点検対象の機器によって点検頻度は違いますが、有資格者が点検を行います。
  • 2.漏えい対応
    管理者はフロン漏えいの報告があった場合、漏えい個所を特定して修理をする必要があります。
    漏えいを疑う兆候
    ・エアコンをつけているのに暖かくならない(冷たくならない)
    ・室外機の配管や熱交換器の一部に霜がついている
    ・室内機のフィルタを外して見える熱交換器の一部に霜がついている
    簡易点検で漏えいを発見した際は、すぐに専門業者に連絡してください。
  • 3.記録の保管
    「点検・修理・冷媒の充填・回収等」の履歴を機器ごとに記録する必要があります。

    ・3年間保管が必要なもの
    フロン回収行程管理票のA票【委託確認書】
    フロン回収行程管理票のB票【再委託承諾書】
    フロン回収行程管理票のE票【委託確認書兼引取証明書】

    ・機器廃棄時まで保管するもの
    適切な機器管理を行うために機器の点検・修理や冷媒の充填・回収等の履歴を記録し保存する必要があります。
    機器整備の際に、必要に応じて当該記録を開示吊す必要があります。
  • 4.報告
    管理者は1年間の記録でフロンの漏えい量が年間1000ton-Co2以上あった場合、特定漏えい者となります。
    特定漏えい者となったときは、フロン漏えい量を所轄の大臣へ報告しなければいけません。
業務用エアコンのフロン点検は法律で決まっているため、必ず点検をしなければいけません。簡易点検は、管理者でもできますが定期点検は有資格者が行います。
弊社は、名古屋で漏えい点検を行っております。定期点検をしたい、漏えい点検について質問したなどお気軽にお問い合わせください。

フロン排出抑制法について説明したサイトがありますのでぜひ、ご覧ください。
フロン排出抑制法HP

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