業務用エアコンの冷媒ガスが足りたいとどうなるの?

真夏の暑い日や冬の寒い日、業務用エアコンはお店やオフィスで大活躍します。でも、ある日「なんだか冷え方が弱いな」「暖房が効かないな」と感じることはありませんか?

その原因のひとつが「冷媒ガス不足」です。

冷媒ガスは、エアコンの中をぐるぐる回って、熱を運んでくれる大事なものです。これが減ると、エアコンは本来の力を出せなくなってしまいます。

エアコンの中の“冷やすガス”ってなに?

エアコンの中には、部屋の空気を冷やしたり暖めたりするための特別なガスが入っています。これはタイヤの空気と同じで、ちょうどいい量が必要です。少なすぎると力を発揮できません。ガスが減る理由は、長く使ったことでできる小さなすき間からの漏れや部品の劣化、配管の傷などです。ときには、新品でも設置のときのわずかなミスで漏れてしまうこともあります。

ガスが減ったときに出るサイン

冷媒ガスが減ると、まず効きが悪くなります。
冷房をつけてもぬるい風しか出なかったり、暖房でも部屋が温まらなかったりします。さらに、室外機の配管に霜がついたり、いつもと違う音がしたりすることもあります。ガスが足りないとエアコンは余計にがんばって動こうとするので電気を多く使い、電気代が高くなることもあります。

ほったらかすとエアコンが壊れちゃう!?

ガス不足をそのままにしておくと、エアコンの心臓ともいえる「コンプレッサー」という部品に大きな負担がかかります。
これが壊れると修理費用がとても高くなり、場合によってはエアコンごと交換しなければならないこともあります。効きが悪いまま使い続ければ、室内も快適でなくなりますし、仕事やお客さんへの影響も心配です。

ガスが足りないか見分けるヒント

本当にガスが減っているかを正確に知るには、専門の道具が必要です。
でも、自分で気づけるサインもあります。たとえば

「設定温度にしても冷えない・暖まらない」
「室外機の配管に霜がついている」
「音がいつもより大きい」

などなど。
このような症状があれば、早めに業者へ相談しましょう。

すぐにできるかんたんな対処法

急にエアコンの効きが悪くなったら、まずフィルターの掃除をしてみてください。そして室外機の周りに物が置かれていないか、風の通り道がふさがれていないかを確認しましょう。
これで改善することもあります。でも、それでも直らない場合は、無理に使い続けずプロにお願いすることが大切です。

まとめ

冷媒ガスが足りないと効きが悪くなるだけでなく、電気代の増加や部品の故障など、さまざまなトラブルを招きます。放置すれば修理代も高くつきます。日ごろからフィルター掃除や室外機の確認をして、異変を感じたらすぐに点検をしましょう。そうすれば、エアコンを長く元気に使い続けられます。

弊社は、名古屋で業務用エアコンの清掃やメンテナンス・修理、設置を行っています。また、フロン類の回収も行っています。
エアコンの調子が悪い、移設をしたい、フロン類を回収したいなどお気軽にお問い合わせください。

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