空調が止まる前に!夏・冬で変わるトラブル傾向と対策

「なんで今なの!?」
夏の暑い日や冬の寒い朝、エアコンが急に止まってしまった経験はありませんか?

涼しくしたいのに風がぬるい。
あたたかくしたいのに動かない。

こんなときって本当に困りますよね。
実は、空調設備って、暑さや寒さが一番きびしい時期にこそ壊れやすいんです。この記事では、そんな季節ごとのトラブルの特徴や原因をご紹介します。

夏のトラブル、どんなことが起きる?

暑い夏、エアコンは大忙しです。毎日フル回転で部屋を冷やしてくれています。そんなときに起こりやすいのが、「冷たい風が出ない」「水がポタポタ落ちてくる」「エアコンが止まる」などのトラブルです。
特に、梅雨明けから本格的に暑くなる時期は要注意です。エアコンがずっとがんばり続けて、ちょっと疲れてしまうんです。

夏に壊れやすくなるのはなぜ?

原因のひとつは「フィルターのつまり」です。
ほこりがたまると空気の通り道がふさがれてしまい、エアコンがちゃんと冷やせなくなります。
それから、「ドレンホース」っていう水を外に出す管がつまって、水があふれてしまうこともあります。これが原因で、ポタポタと水漏れが起きたりするんですね。
さらに、外にある「室外機」が暑さで熱くなりすぎて、うまく熱を逃がせなくなると冷房の効きが悪くなることもあります。

冬にも起こる空調トラブルって?

寒い季節は、あたたかい風が出ない、風は出てるけどなんだかぬるい……なんてことが起きやすくなります。朝起きたら部屋が寒いままで、エアコンが動いていない、なんて経験をした人もいるかもしれません。
とくに冷え込みのきびしい日には、室外機の調子が悪くなることが多いんです。

冬に起きるトラブルのわけ

一番の原因は「霜」です。
寒い外で働いている室外機に白い氷のようなものがくっついて、動きがにぶくなってしまいます。これを「霜取り運転」っていう自動機能で解決しようとするんですが、その間はしばらく暖房が止まってしまうこともあります。
それから、冬は空気が乾燥しているので、ほこりが舞いやすくなります。これがフィルターにつまると、空気の流れが悪くなって、暖房の効きも落ちてしまうんです。

季節によって空調の「負担」はちがう

エアコンは、夏には部屋を冷やすために、外の暑さとたたかいます。冬は逆に、冷たい空気の中であたたかさを作り出さなくてはいけません。どちらの季節も、エアコンにとってもきびしい状況なんです。
人間だって、真夏や真冬は体にこたえますよね。エアコンだって同じで、がんばりすぎると壊れちゃうんです。

トラブルを防ぐためにできること

いちばん大切なのは、こまめなお手入れです。
とくにフィルターの掃除は、とても大事です。月に1回くらい、掃除機でほこりを吸い取るだけでも、空気の流れがよくなって、エアコンの負担がぐっと減ります。
それから、室外機のまわりに物を置かないこと。風の通り道がふさがれてしまうと熱をうまく逃がせなくなり、調子が悪くなります。
冬は霜が付きますが、多くのエアコンには自動で霜を取る機能があるので、ちょっと待ってあげればOKな場合もあります。

それでもダメなときは?

「ちゃんと掃除してるのに動かない」「水漏れが止まらない」そんなときは、無理せずプロに見てもらいましょう。
がんばって動かしていると、もっと大きな故障になってしまうこともあります。
もしエアコンを10年以上使っているなら、そろそろ点検や買い替えを考える時期かもしれません。最近のエアコンは電気代も少なくてすむものが多いので、思い切って新しくするのもひとつの方法です。

まとめ

エアコンは、私たちが快適に過ごせるように、一年を通して働いてくれています。特に、真夏と真冬はその力をフルに発揮する時期です。でもそのぶん、疲れてトラブルを起こしやすくなります。
ふだんから少しだけ気をつけてあげれば、エアコンも長く元気に働いてくれます。「がんばりすぎると疲れる」のは、人もエアコンも同じです。こまめなケアと早めの対策で、季節のトラブルをうまく乗り越えていきましょう。

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