それ、空調機の“見えない劣化”かも?静かに進む不調のサイン

毎日使っている空調機。夏の暑さや冬の寒さをしのぐには欠かせない存在ですよね。
見た目は特に変わらないけれど、「なんだか最近、効きが悪いかも…」なんて感じたことはありませんか?

実はそれ、空調機の“目に見えない劣化”かもしれません。
人と同じように、空調機も時間がたつと少しずつ疲れてきます。ただ、その変化は目に見えないところでひっそりと進んでいることが多いんです。
今回はそんな「見えない劣化」についてご紹介します。

空調機の経年劣化ってどんなもの?

空調機も、長い間がんばって働いていると、ちょっとずつ中の部品が弱ってきます。
たとえば、自転車のタイヤがすり減ったり、テレビのリモコンの反応が鈍くなったりするのと似ています。
でも空調機の場合、そうした変化がパッと見てわかりにくいです。
見た目はきれいでも、中ではホコリがたまっていたり、部品がサビていたり・・・。しかも、それが原因でだんだん風の出方が悪くなったり、音が大きくなったりすることもあります。

気づきにくい「見えない劣化」って?

たとえば、空調機の奥にある「熱交換器」。ここが汚れていると、冷たい風やあたたかい風がうまく出なくなります。でも、この場所はフィルターの奥の奥にあります。ふだん掃除することはまずありません。
他にも、ゴムのホースがカチカチになってヒビが入っていたり、センサーが古くなって正確に温度を感じられなくなっていたり。風を送るファンの回転が弱くなったり、電気を通す線がちょっとゆるんでいたり。
どれも見た目では気づきにくいです。でも、確実に空調機の元気を奪っていきます。

見落とされがちなチェックポイント

「フィルターさえ掃除していれば大丈夫」と思っていませんか?じつは、空調機の不調って、フィルター以外のところから始まることも多いんです。

たとえば、水を外に出すドレンホースがつまっていたり、室内機の中にカビが生えていたり。こういうのは中を開けてみないとわかりませんし、においがしたり水が漏れたりするまで気づかないこともあります。
だからこそ、外からは見えない部分の点検がとっても大事なんです。

劣化を防ぐには?

空調機を長持ちさせるには、こまめな手入れと定期的な点検が大切です。
たとえば、フィルターは月に1回くらいを目安に掃除しましょう。できれば夏や冬の前に、一度専門の人に見てもらうと安心です。
空調機のまわりに荷物を置かないようにするだけでも、風の通りが良くなって負担が減りますよ。
ちょっとした気づかいの積み重ねが、空調機の寿命を延ばします。

修理?それとも交換?

空調機が古くなってきたとき、「まだ動くし、直せばいいかな?」「でもそろそろ買い替えた方がいいのかな?」と迷うこともありますよね。
そんなときは、修理にかかるお金と新しい空調機の値段を比べてみましょう。最近の空調機は省エネタイプも多く、電気代がぐっと安くなることもあります。
何度も修理して使うより、思いきって新しくした方が長い目で見るとおトクなこともあります。判断がむずかしいときは、専門の人に相談してみると安心です。

まとめ

空調機って、ふだん静かに働いてくれているからこそ、不調に気づきにくいものです。でも、そのまま使い続けていると、思わぬトラブルにつながってしまいます。
「まだ大丈夫」と思っている間に劣化はゆっくり進んでいるかもしれません。だからこそ、日ごろのちょっとしたお手入れや早めの点検がとても大切です。
空調機を長く安心して使い続けるために、今日からできることを少しずつはじめてみませんか?

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