室外機が雨水に濡れても大丈夫なのはなぜ?

エアコンの室外機は屋外設置のため、雨風にさらされることがあります。雨に濡れても大丈夫か心配される方もいるのではないでしょうか。

この章では、室外機が雨に濡れても大丈夫な理由、雨による故障を防ぐための対策、雨天時の使用に関する注意点について詳しく説明します。

室外機が雨に濡れても大丈夫な理由

室外機は雨に濡れても、基本的には問題ありません。その理由は、以下の3つのポイントにあります。

1. 防水構造

室外機は風雨に耐えられるように防水構造になっています。外装は水滴が浸入しにくい素材で作られており、内部の電気部品も防水処理されています。

2. 排水機能

室外機には雨水を排するための排水機能が備わっています。室外機の底面には排水口があり、雨水が内部に溜まることなく排出されます。

3. 安全装置

室外機には漏電遮断器などの安全装置が搭載されています。万が一、雨水が内部に浸入しても、感電などの事故を防ぐことができます。

ただし、長期間雨に濡れ続けると、故障の原因になる可能性があります。また、台風などの強風雨の場合は、室外機が倒壊する恐れもあります。

雨による室外機の故障を防ぐための対策

雨天時に室外機を使用する場合は、以下の点に注意しましょう。

室外機が水没しない場所に設置する
室外機が水没する可能性のある場所に設置しないようにしましょう。

室外機の周りに物を置かない
室外機の周りに物を置くと、風通しが悪くなり、故障の原因になることがあります。

異常を発見したら、すぐに電源を切る
室外機から異音や異臭がしたり、水漏れが発生したりした場合は、すぐに電源を切って、修理業者に連絡しましょう。

まとめ

室外機は雨に濡れても基本的には問題ありませんが、長期間雨に濡れ続けたり、強風雨にさらされたりすると、故障する可能性があります。雨天時に室外機を使用する場合は、上記の対策を講じて、安全に使用しましょう。

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