エアコンの送風機能は何に使うの?

エアコンには基本的な機能が4つあります。

・冷房
・暖房
・除湿
・送風

『送風』以外の機能については、みなさんもご存知だと思います。
ですから、今回はあまり知られていませんが、重要な役割を持つ『送風』機能についてご紹介します。

送風はエアコンを清潔に保つために必要な機能

夏の暑い時期に冷房を使って部屋を涼しくした後、そのまま電源をOFFにしていませんか?
そのような使い方をしていると、エアコンの内部でカビが発生します。そこで、冷房を消した後に、約1〜2時間ほど送風運転をしましょう。
送風運転をすることで、エアコンの内部を乾燥させて、カビの発生を防ぎます。
また、最近のエアコンでは【自動で内部を乾燥させる機能】が付いているタイプも多いです。

送風運転はどんなことをしているの?

送風運転は空気を取り込んで、そのまま吹き出し口から送るだけの機能です。
エアコン内部にある風を送るためのファンは動いても、温度や湿度を調整しないため室外機は動きません。
送風運転にかかる電気代は、1時間使っても0.5円程度なので、扇風機と同じくらいです。ちなみに、エアコンを使わない時期でも、内部を乾燥させてカビの発生を防ぐために、ときどき送風運転をしておくのがおすすめです。
もし、送風機能が無いエアコンの場合は、冷房を最高温度にして使う方法もあります。
ただし、暖房にするとエアコンに大きな負荷がかかり、故障の原因になるため間違えないように気を付けましょう。

送風運転はどんなことをしているの?

エアコン内部にカビが発生する原因は、温度差による結露で水滴が残るからです。そのまま放置しているとカビは繁殖して増えるので、嫌な臭いやアレルギーの原因になってしまいます。
しかも、エアコン内部のカビの除去は自分で行うことができないので、プロにクリーニングをしてもらう必要があります。
そのため、送風を使ってカビを発生させないことが重要です。

送風運転は他にどんなことに使えるのか?

例えば、電気代を節約するために使う方法もあります。
夏の暑い部屋で冷房をつける前に、窓を開けて送風運転で熱気を逃がしておくと、少し室温が下がるため電気代の節約になります。
他にも、風を送ることで部屋の中の空気を循環させることができます。
ですから、扇風機やサーキュレーターの代わりに使えるという認識で良いでしょう。

まとめ

『送風』はエアコンを清潔に保つために欠かせない機能です。
そのため、冷房を消した後で約1〜2時間ほど送風運転を使ってください。
送風運転は電気代もほとんどかからないので、うまく活用してきれいな空気の中で過ごしましょう。

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