局所排気装置に求められる基本的な機能

工場や作業室、実験室などで粉じんや有機溶剤、ガスが発生するような場所に良く設置していますが。多くの人が局所排気装置になじみがないと思います。

なので、今回は局所排気装置とは何かと基本的な機能についてご紹介いたします。

局所排気装置とは

局所排気装置は、粉じんや有機溶剤、ガスなど人体に有害な物質を作業員が吸い込まないように、管(ダクト)で有害物質を野外に排出する装置です。
有害物質が発生するそばで空気の吸い込み口を設けて、常に吸引する局所的な気流を作ることで、有害物質が室内に拡散する前に排出することができます。
ただ、設置すればいいというわけではありません。局所排気装置には設置に関する法律があります。

局所排気装置設置に関する法律

局所排気装置設置には、制御速度や排風機の取り付け位置、ダクトの施工など様々な規定があります。
この規定は、労働安全衛生法や有機溶剤中毒予防規則および特定化学物質等障害予防規則等で定められています。また、局所排気装置を設置するときには、管轄の労働基準監督署に設置の届け出をする必要があります。
法律については、次回詳しくご説明いたします。今回は、簡単にご紹介させていただきます。

・有機溶剤中毒予防規則

局所排気装置の設置
有機溶剤業務を行う作業場所では、有機溶剤の蒸気の発生源を密閉する設備、局所排気装置やプッシュプル型換気装置を設置しなければいけません。
局所排気装置の性能
囲い式フードの場合は、制御風速0.4m/sを出す能力を有するものでないといけません。

・特定化学物質障害予防規則

局所排気装置の設置
特定化学物質を扱う場所では、ガスや蒸気、粉じんの発生源を密閉する設備や囲い式フードの局所排気装置やプッシュブル型換気装置を設置しなければいけません。
局所排気装置の性能
ガス状の場合は、制御風速0.5m/s。粒子状の場合は、制御風速1.0m/sを出す能力を有するも出ないといけません。

局所排気装置の基本的な機能

フード

作業に支障をきたさないように、発生源の近くで発生源を囲うように設置していください。
さらに、フードは発生源ごとに設置をしてください。
有機物質を取り扱う装置の構造上や作業場の理由で完全に密閉することができないときは、装置内の圧力を外気圧より少し低くしてください。
フードには種類がありますので、別の記事にてご紹介いたします。

ダクト

フードで捉えた有機物質を排気口に搬送する管です。
ダクトの断面が長方形のモノが円形のモノより圧力損失が大きいです。さらに、ダクトが細すぎると圧力損失が増え、太すぎると風速が不足するので、適切な太さにする必要があります。

空気清浄装置

ダクトによって運ばれた有機物質を除去して、清浄空気として排出する装置です。
粉じんを除去する除塵装置とガス、蒸気を除去する排ガス処理装置があります。

ファン

フードに吸引力を与える排風機です。ファンの設置場所は、空気清浄装置の後にある清浄空気が通る位置に設置します。

排気ダクト

清浄処理した空気を排出する排気筒です。

まとめ

普段なじみのない局所排気装置ですが、有害物質から人体を守るために必要な装置です。
有害物質を扱うところでは、必ず設置をしてください。
弊社は、名古屋にて局所排気装置の点検を行っています。局所排気装置についてご相談や点検のご依頼がありましたら、電話またはお問い合わせフォームからお気軽にお問い合わせください。

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