災害時にエアコンはどうなる？ 対策を知っておこう

災害はいつ起こるかわかりません。地震や台風、大雨、大雪など、さまざまな自然災害があります。そんなとき、エアコンはどんな影響を受けるのでしょうか？

停電になったら？
地震がおきたら？

事前に対策を知っておくと、いざという時に落ち着いて対応できます。この記事では、災害時のエアコン対策について紹介します。

災害別のエアコン対処法

1.停電時の対処法

停電が起こると、エアコンも止まってしまいます。特に夏場は熱中症のリスクがあるので、できるだけ早めに対策しましょう。

・エアコンの電源をオフにする
停電中に電源が入ったままだと、復旧時に負担がかかることがあります。ブレーカーが落ちる原因にもなるので、念のためオフにしておきましょう。

・部屋の温度を調整する
夏なら窓を開けて風を通し、冬なら暖かい服を着て寒さをしのぎましょう。

・復旧後のチェック
電気が戻ったら、いきなりエアコンをつけず、異常がないか確認してから使いましょう。

停電後にエアコンを安全に再起動する方法

1.ブレーカーを確認：落ちている場合は戻しましょう。
2.電源プラグを抜き差しする：長時間の停電後は、一度プラグを抜いて、数分後に差し直すと安心です。
3.異常がないかチェック：異音や焦げたようなにおいがしないか確認してから運転を開始しましょう。

2.地震時の対処法

地震が起こると、エアコンや室外機が揺れてズレることがあります。揺れがおさまった後、次の点を確認しましょう。

・エアコン本体がグラついていないか
壁掛けタイプのエアコンがズレたり傾いたりしていないかチェックしましょう。

・室外機が倒れていないか
室外機が動いたり、ホースが外れたりしていると正常に動作しません。

・異音や異臭がしないか
焦げたようなにおいがしたら、無理に使わずに修理を依頼しましょう。

3.台風・大雨時の対処法

強風や大雨の影響で、室外機が動いたり、水が入り込んだりすることがあります。事前に対策をしておきましょう。

・室外機を固定する
可能であれば、重りをのせたり、固定バンドを使ったりして動かないようにしましょう。

・排水ホースのつまりをチェック
ゴミが詰まっていると水漏れの原因になるので、雨が降る前に確認しておくと安心です。

・窓やドアを閉める
雨風がエアコンの吸気口に入り込まないよう、しっかり閉めておきましょう。

4.豪雪・寒波時の対処法

冬の寒い時期、室外機が凍るとエアコンが動かなくなることがあります。次の対策をしておきましょう。

・室外機の周りに雪が積もらないようにする
こまめに雪かきをして、埋もれないようにしましょう。

・霜取り運転を活用する
最近のエアコンには自動で霜を取る機能があるので、寒い地域では活用しましょう。

・凍結防止ヒーターを使う
寒冷地では、室外機専用の凍結防止ヒーターを取り付けると安心です。

まとめ

黄砂は、細かいのでフィルターにたまりやすいんですね。フィルターにたまると空調機の効きも悪くなるのでこまめにメンテナンスを行いましょう。
災害時はエアコンが使えなくなることもありますが、事前に準備しておけば、落ち着いて対応できます。特に停電後の再起動は慎重に行いましょう。いざという時に困らないよう、普段から対策を考えておくと安心ですね。

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