空調設備ってなに？種類やしくみ、メンテナンスの大切さ

夏に外から帰ってきたとき、部屋の中がひんやりしていると、なんだかホッとしますよね。冬は、あたたかい空気に包まれて、体も心もほっとするものです。
そんな快適な空間をつくってくれるのが「空調設備」です。
でも、「空調設備ってなに？」と聞かれると、ちょっとむずかしく感じる方もいるかもしれません。
そこで今回は、空調設備のしくみや種類、そして大切なメンテナンスのことまでわかりやすくご紹介します。

空調設備ってなに？

空調設備とは、室内の温度や湿度、空気の清浄度などを調整する設備のことです。
エアコンもそのひとつです。部屋を涼しくしたり、あたたかくしたり、空気をカラッとさせたりしてくれます。
家庭の中だけでなく、工場や学校、病院などたくさんの人が集まる場所では、もっと大きな空調設備が使われています。

空調設備のしくみってどうなってるの？

空調設備は、いくつかのパーツが連携して働いています。
たとえば、部屋の中にある「室内機」は、空気を吸ったり出したりして温度を調整します。
一方、「室外機」は外にあり、空気の熱を捨てたり、外の熱を取り込んだりする役割があります。
この2つはパイプや電気のコードでつながっていて、「冷媒」という特別なガスを使って、空気の熱を運びながら、部屋の中を快適な温度にしてくれています。
この仕組みで、夏には部屋を涼しくし、冬には暖かくすることができます。

空調設備にはどんな種類があるの？

家庭でよく見るのは、壁にかかっている「ルームエアコン」です。これは、ひとつの部屋を涼しくしたり暖かくするタイプです。
会社や学校、病院などでは、「業務用エアコン」とよばれる、もっとパワーの強いものが使われています。天井に隠れているタイプや床に置いて使うタイプもあります。
他にも、「全館空調」といって、家の中ぜんぶの部屋をまとめてコントロールする空調設備もあります。これは、一年中過ごしやすい温度にしてくれるので、最近では新しい家に取り入れられることが増えています。

空調設備のメンテナンスって、なんで必要なの？

空調設備は、毎日快適な部屋を作ってくれています。
でも、そのまま使いつづけると、ほこりや汚れがたまり、空気の出がわるくなったり、音がうるさくなったり、電気をたくさん使うようになったりします。
特にフィルターにほこりがたまると、空気がうまく通らなくなってしまいます。それだけでなく、カビやバクテリアが増えて、体に悪い空気をまき散らすこともあります。なので、定期的に掃除をしたり、プロに点検をしてもらうことが、大切です。

まとめ

空調設備は、私たちの暮らしを一年中快適にしてくれる、たのもしい存在です。
ちゃんとしたメンテナンスを行い気持ちよく長く使えるようにしましょう。

弊社は、名古屋で業務用エアコンの清掃やメンテナンス・修理、設置を行っています。適切な業務用エアコンが分からないときはぜひご相談ください。最適な業務用エアコンをご提案させていただきます。