業務用エアコンの選び方や運用方法は？

オフィスや商業施設、工場など、様々な場所で活躍する業務用エアコンは、快適な室内環境を提供するだけでなく、商品の品質管理や機器の冷却など、多くの役割を担っています。

今回は、業務用エアコンについて、選び方や取り付け、運用方法について解説します。

業務用エアコンを選ぶ

まず、業務用エアコンを選ぶ際には、以下のポイントに注意することが重要です。

・冷房能力と暖房能力
・省エネ性能
・騒音レベル
・操作性やメンテナンス性

冷房能力と暖房能力は、エアコンが適切な温度を保つために必要不可欠な能力です。また、省エネ性能が高いものを選ぶことで、電気代の削減や地球環境の保護にも貢献することができます。
騒音レベルも重要なポイントです。特に、オフィスや商業施設などでは、静かな環境が求められるため、低騒音のエアコンを選ぶことが望ましいでしょう。
操作性やメンテナンス性についても、使いやすさやメンテナンスのしやすさを考慮することが大切です。

業務用エアコンの取り付け

次に、業務用エアコンの取り付けについてです。
業務用エアコンは、専門的な知識と技術が必要なため自己流での取り付けは危険です。取り付けにあたっては、信頼できる業者に依頼することが大切です。
取り付け位置にも注意が必要です。エアコンの風が直接当たらないようにするため、適切な高さや角度に設置することが重要です。
また、室内機と室外機の距離も、長すぎず短すぎない程度に設定する必要があります。

取り付け後は、業務用エアコンの運用方法についても、正しく理解することが重要です。

業務用エアコンの運用方法

エアコンの効率的な運用には、以下のポイントに注意することが必要です。

・温度設定
・風量設定
・フィルターの掃除

温度設定

業務用エアコンの温度設定は、季節や使用環境によって異なりますが、一般的には夏場は25℃前後、冬場は20℃前後に設定することが推奨されています。ただし、設定温度が低いほどエアコンの消費電力が増えるため、適切な温度設定を行うことが省エネのポイントです。

風量設定

次に、風量設定についてです。風量を高くすることで、部屋全体を一気に冷やすことができますが、同時にエアコンの消費電力も増えます。風量は、部屋の形状やエアコンの位置によって異なるため、適切な風量設定を行うことが大切です。

フィルターの掃除

最後に、フィルターの掃除についてです。業務用エアコンのフィルターは、長時間使用すると汚れがたまってしまいます。汚れたフィルターをそのまま使用すると、エアコンの性能が低下し、さらに健康にも影響を与える恐れがあります。定期的にフィルターを掃除することで、エアコンの性能を維持し、健康的な室内環境を保つことができます。

以上、業務用エアコンの選び方や取り付け、運用方法について紹介しました。業務用エアコンは、快適な室内環境を提供するだけでなく、商品の品質管理や機器の冷却など、多くの役割を担っています。適切な選び方と運用方法を行い、効率的な業務を行うためにも、業務用エアコンを適切に活用していきましょう。


弊社は名古屋で業務用エアコンや排気設備などをはじめとした空調設備の設計や機器（能力）選定・工事・定期点検・修理メンテナンスを一貫して行っており各実績もありますので空調設備や局所排気設備などに対して皆様が抱えている「わからない」があれば是非一度ご相談ください。