空調と換気はどう違うの?

冷房機能を使い始める時期がきましたね。
窓を閉め切って冷房機能を使うと思いますが、新型コロナウイルスが心配な世の中なので換気もしなければいけません。

でも、冷房機能は換気もしてくれるのではないの?と思われる方もいると思います。空調と換気の違いをご紹介します。

空調と換気の違い

空調とは

空調は、「空気調和」の略で空気の温度や湿度、気流、清浄度などを調整することを言います。

ビルや商業施設、家などに付随する設備の中で空調設備というものがあります。これは空気調和を行う設備です。
皆さんが思い浮かべるエアコンも空調設備の1つです。

空気調和は、「保健空気調和」と「産業空気調和」に分けられます。この2つは何を目的に空気調和を行うかで分けられています。

保健空気調和

保健空気調和は、人にとって快適な空気の状態を保つことをいいます。
一般空気調和や快適空気調和と呼ばれることもあります。家やオフィスビル、公共施設、商業施設などの空調は、この種類になります。

産業空気調和

産業空気調和は、家畜動物や製造品など人以外のモノの品質や状態を維持するための空調です。
農業施設や工場、食品貯蔵施設などの空調は、この種類になります。

換気とは

換気は、密閉された空間の空気を外の新鮮な空気と入れ替えるために行います。換気を行うことで空気中のほこりや衣類などに付着した花粉を外に出すことができます。

一般的な家やマンションのような壁や天井に囲まれている建物は、空気が外に出しにくい傾向にあります。

換気は、窓やドアの開放だけではなく換気扇を回したり、換気システムを作動させてあげたりする方法もあります。
換気システムの中には高機能換気設備という1つの機器だけで機械的な給気と排気を行うことができるものがあります。
さらに、外気を取り入れる際は高性能なフィルターを通して給気を行うので花粉やほこりを室内に入れることなく外の空気を取り入れることができます。

正しい換気のやり方

換気をするときは、空気の通り道を作ります。窓を2か所空けて通り道を作ってください。窓が1つしかない部屋の場合は、換気扇を回してください。しかし、換気扇に汚れが溜まっている状態だと空気の排出が上手くできません。

窓もただ空けていればいいワケではありません。空気は、狭いところから広いところに移動するという特徴があります。そのため、空気の入り口部分の窓は5cm~15cm、出口部分は全開にするのがいいです。

換気は、2時間に1回行いましょう。1回につき5~10分程度が目安時間です。換気は、換気時間よりも回数を増やすことの方が大切です。さらに効果器にて換気を行いたい場合は、家具と壁の間に隙間を作ってみてください。隙間を作ることで換気時に風が通りやすくなります。

まとめ

空調と換気の違いは、人工的な空気の調整を行っているかでした。空調は、空調設備という機械が空気を調整しています。換気は、外の空気を取り込んで室内の空気環境を保っています。

空調と換気同時に使用すると快適な温度できれいな空気の中で過ごすことができるため2つ同時に使用して過ごしていきたいですね。

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