空調機に大切な空調メンテナンスとは

オフィスや商業施設、工場などにある空調機は快適に過ごすためになくてはならないものです。気温や季節に関係なく1年中、稼働しています。
快適に過ごすために必要な空調機ですが、問題なく使っていくには定期的なメンテナンスが必要不可欠です。
今回は、空調メンテナンスをご紹介します。

空調設備とは、どんなもの?

そもそも空調設備とは何か知っていますか。空調設備は、「空気調和設備」の略です。
加湿器も空調清浄器も空調設備です。
空調設備は、換気・湿度調整(加湿器。除湿機)、配管の要素から成り立っており、これらの1部の機能を持っていれば空調設備です。
その中でもエアコンは、すべての要素を兼ね備えており使われる頻度が一番多いです。

空調メンテナンスとは?

空調メンテナンスは、主にエアコンのメンテナンスを行う仕事のことを言います。定期的にエアコンを確認し、故障の原因がないかをチェックしています。
エアコンが使えなくなったらどうなるでしょうか。
コンビニなどでは、涼みに来る人が減ってしまい集客が減ってしまうかもしれません。また、商品も冷蔵庫があるのですぐには影響はないかもしれませんが、傷んでしまうかもしれません。
さらに、お年寄りや病気で体が弱っている人が多くいる病院でエアコンが使えなくなると暑さで具合が悪くなる人が続出する恐れもあります。

どんなメンテナンスをするの?

空調メンテナンスは具体的にどんなことをするのかをご紹介します。

温度測定

空調メンテナンスでは、まず「測定」をします。
測定は、エアコンの吸込み温度や吹き出し温度などを確認しています。

エアコンは、空気中の熱を冷媒が運搬することで温度調整を行っています、冷房の時は、冷たい風が室内機から出ているか室外機からは暖かい空気が出ているかを調べています。暖房時は逆で、室内機から暖かい空気が出ているか室外機から冷たい空気が出ているかを調べます。

夏場に室外機から冷たい空気が出ているときは、熱がうまく運搬されていないので空調メンテナンスの対象になります。

ガス漏れ、水漏れ確認

測定のほかに「ガス漏れ」や「水漏れ」も確認します。
エアコンは、配管の中を通っている冷媒(フロンガス類)が熱を運搬することで空気の温度寮生を行っています。その冷罵が配管から漏れていないかを確認します。
世界的にフロンガスの制限が厳しくなっており、日本でも資格を持っている人でないと処理をすることができません。
フロンガスが配管から漏れているとエアコンが効かなくなるのはもちろんですが、オゾン層の破壊など環境破壊の原因にもなってしまうので空調メンテナンスをするときには注意が必要な確認ポイントの一つです。

水漏れは空気を冷やす際に結露が起き室内機や室外機にたまり外に排出していますが、水が流れる構造が故障してしまうと水漏れが発生しエアコンが故障してしまいます。
水漏れを放置するとエアコンの故障や床の水浸しになるなどの恐れがあるので空調メンテナンスをする際には必ず確認をしています。

フロンガスの圧力測定

配管内のフロンガスが適切な圧力で注入されているかを確認する作業です。
圧力が強いと配管の破損に繋がります。逆に圧力が弱いと熱の運搬をうまくすることができなくなりエアコンの効きが悪くなってしまいます。

配管温度

配管温度に問題があるときは、配管の破損につながる恐れがあります。
冷媒の圧力を確認して注入したり配管部分の補修を行っていきます。

まとめ

今回は空調メンテナンスについてご紹介しました。
生活には欠かせない空調機ですが、使えなくなると困ってしまいます。さらに、熱中症になる方が増加している昨今では、空調機はとても大切です。 なので、空調メンテナンスはとても大切な業務です。

名古屋にある弊社は、業務用エアコンのメンテナンス・修理を行っています。
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