「カタカタ」「ゴーッ」と聞こえたらチェック!空調設備の異音トラブルと予防のコツ

ある日、いつものようにエアコンをつけたら、「カタカタ」「ゴーッ」と聞き慣れない音が……。

「これって壊れたのかな?」「まだ使える?」と、不安になる方も多いと思います。
空調設備からの異音は、ちょっとした汚れが原因のこともあれば、修理が必要なケースもあります。
この記事では、そんな異音の正体や対処法を、具体的に紹介します。

よくある異音とその原因

空調設備から聞こえてくる音には、ちゃんと“理由”があります。
以下は、特によくある5つの異音とその原因です。

カタカタ音がする

ファンの羽根が曲がっていたり、部品がゆるんでいるかもしれません。長年使っているとネジが緩んでくることがあります。

ゴーッという風のような音

フィルターや内部がホコリで詰まっていると、風がスムーズに通らず、変な音が出ます。
「ちゃんと掃除してるのに…」という方でも、半年に1回くらいだと詰まることもあります。

キーンという高い音

モーターの異常や電気部品のトラブルかもしれません。高周波の音はちょっと心配なサインです。
この場合は、自分で触らずに専門業者に相談してください。

ポタポタと水がたれる音

ドレンホースという排水の管が詰まっているかもしれません。水が流れず、エアコンの中からこぼれてくることがあります。

ブーンという振動音

室外機が地面とぶつかっていたり、置き方が悪くて振動していることがあります。
特に風が強い日や雨上がりに聞こえやすいです。

自分でできる対処法

異音がしたとき、すぐに修理を呼ばなくても自分でできることがあります。

まずは、フィルターを掃除してみましょう。
フィルターはエアコンの前面パネルを開けると簡単に取り出せます。水でやさしく洗い、しっかり乾かしてから元に戻しましょう。これだけで、音が静かになることもあります。

次に、室外機のまわりを確認してください。
室外機の近くに落ち葉やゴミがあると、風の流れが悪くなって音が出やすくなります。物をどけて、まわりをきれいにしてみてください。

もし、音が止まらずずっと続くようなら、いったん電源を切りましょう。無理に動かし続けると、さらに壊れてしまうかもしれません。
ただし、機械の中をむやみに開けたり、配線を触ったりするのは絶対にやめましょう。感電の危険もあるので、安全第一で行動してください。

これはプロにまかせた方がいい!というケース

以下のような場合は、迷わず業者に連絡しましょう。

・電源を入れるとブレーカーが落ちる
・「キーン」「ジジジ」といった耳障りな音が続く
・室内機から水がポタポタたれてくる
・異音だけでなく、冷房や暖房の効きも悪い

「どこに頼めばいいの?」という方は、まずエアコンを買ったお店、またはメーカーのサポート窓口に連絡するのが安心です。

音のトラブルをふせぐためにできること

最後に、普段からできる予防策をまとめます。

・月に1回はフィルター掃除をする
・室外機のまわりに物を置かない
・年に1回はプロに点検をお願いする

ちょっとしたお手入れで、空調設備は長持ちしますし、異音も起きにくくなります。

まとめ

空調設備の異音を防ぐには、普段からのお手入れとちょっとした気づかいが大事です。

・月に1回はフィルターを掃除する
・室外機の周りに物を置かないようにする
・年に1回はプロに点検をお願いする

空調から音がするときは、故障のサインかもしれません。小さな違和感を見逃さず、必要なら専門家に相談しておくことで、大きなトラブルを防げます。空調を長く使うためにも、日々のケアと早めの対応を心がけましょう。

弊社は、名古屋で業務用エアコンの清掃やメンテナンス・修理、設置を行っています。また、フロン類の回収も行っています。
エアコンの調子が悪い、移設をしたい、フロン類を回収したいなどお気軽にお問い合わせください。

業務用エアコン、工事についてのご相談・お見積りは無料です。

どこに頼んだらいいか分からない空調工事・メンテナンスはお任せください。

お電話でのお問い合わせ

 052-692-3565

9:00~18:00 (土・日・祝日を除く)

メールでのお問い合わせ