エアコンはどうやって動いているの?

暑い夏、寒い冬に活躍してくれるエアコン。
その中身どうなっているか知っていますか?
いろんな部品が入っていますが、何に使ってどんな役割があるんでしょうか。

今回は、エアコンの中に入っているものについてご紹介します。

エアコンってなに?

エアコンは、部屋の空気を涼しくしたり、暖かくしたりしてくれる機械です。
夏の暑い日には、冷たい空気を部屋中に送り込み、冬の寒い日には、暖かい空気を送り込むことで、一年を通して快適な室内環境を作り出します。

エアコンの中身には何が入ってるの?

エアコンの中には、たくさんの部品が入っています。
どんな部品が入っているのでしょうか。

冷媒

冷媒は、エアコンの心臓部とも呼ばれる大切な液体です。この液体は、まるでスポンジのように、熱をぐんぐん吸収したり、放出したりする働きを持っています。

例えば、夏にエアコンをつけると室内の暖かい空気を冷媒が吸い込みます。すると、冷媒は熱をいっぱい含んで、気体(ガス)に変わります。この気体は、室外機に送られて、再び液体に戻るときに熱を放出します。これによって、部屋の中は涼しくなります。

圧縮機

圧縮機は、冷媒をギュッと圧縮して、高温高圧の状態にする機械です。これは、料理で食材を細かく刻むのと同じようなものです。
細かく刻むことで、食材に調味料がより早く染み込むように、圧縮機で冷媒を圧縮することで、冷媒が熱をより効率的に交換できるようになります。

膨張弁

膨張弁は、高圧の液体の冷媒を低圧の気体に変化させる部品です。これは、風船を膨らませるのと同じようなものです。
風船に空気を吹き込むと、風船はどんどん膨らんで大きくなります。膨張弁も、高圧の冷媒を急に広げることで、冷媒を気体に変化させています。

熱交換器

熱交換器は、室内機と室外機の両方に設置されている部品です。この部品は、冷媒と空気の間で熱を交換する役割をしています。

室内機では、冷媒が熱を吸収して冷たくなり、その冷たさが空気に伝わって部屋の中が涼しくなります。一方、室外機では、冷媒が熱を放出して熱くなり、その熱が空気に伝わって室外に排出されます。

ファン

ファンは、扇風機のように空気を送り出す役割をしています。
室内機では、室内の空気を吸い込んで熱交換器に送り込み、冷やされた空気を部屋中に広げます。室外機では、熱交換器で温められた空気を室外に排出します。

フィルター

フィルターは、空気中のホコリや花粉などをキャッチして、室内をクリーンに保つための部品です。これは、掃除機でホコリを吸い込むのと同じようなものです。フィルターのおかげで、アレルギーや喘息の人も、安心してエアコンを使うことができます。

エアコンの中には、たくさんの部品が入っていますが、特に大切なのは「冷媒」という液体です。この冷媒が、部屋の熱を吸収したり、放出したりすることで部屋の温度を調節しています。

エアコンが涼しい風を出す仕組み

エアコンが涼しい風を出す仕組みは、とってもシンプルです。

部屋の熱を吸い取る:エアコンの中の冷媒が、部屋の暖かい空気を吸い込んでその中の熱をグングン吸収します。
熱を外に出す:熱をたくさん吸い込んだ冷媒は、室外機という機械に運ばれ、外に熱を放出します。
冷えた空気を出す:熱を放出した冷媒は、再び室内機に戻って今度は冷たい空気を作り出し、部屋に送り出します。

エアコンが暖かい風を出す仕組み

エアコンが暖かい風を出す仕組みは、涼しい風を出す仕組みと逆です。

外の熱を吸い取る:エアコンの中の冷媒が、外の暖かい空気を吸い込んでその中の熱を吸収します。
部屋に熱を届ける:熱をたくさん吸い込んだ冷媒は、室内機に戻って今度は暖かい空気を作り出し、部屋に送り出します。

まとめ

エアコンは、冷媒という液体を使って部屋の熱を吸収したり、放出したりすることで、部屋を快適にしているんですね。

弊社は名古屋で業務用エアコンや排気設備などをはじめとした空調設備の設計や機器(能力)選定・工事・定期点検・修理メンテナンスを一貫して行っており各実績もありますので空調設備や局所排気設備などに対して皆様が抱えている「わからない」があれば是非一度ご相談ください。

業務用エアコン、工事についてのご相談・お見積りは無料です。

どこに頼んだらいいか分からない空調工事・メンテナンスはお任せください。

お電話でのお問い合わせ

 052-692-3565

9:00~18:00 (土・日・祝日を除く)

メールでのお問い合わせ