エアコンをつけっぱなしにすると体に悪いって本当？

暑すぎてエアコンをつけっぱなしにすることありますよね。
でも、つけっぱなしにすると体に良くないって聞きます。なんでなんでしょうか。

今回は、つけっぱなしだと体に影響があるのかをご紹介します。

つけっぱなしは体に悪いの？

エアコンをつけっぱなしにすることで、冷房病と呼ばれる状態になる可能性があります。冷房病は、冷房によって自律神経が乱れ、体温調節機能がうまく働かなくなることで起こる症状です。
主な症状としては、だるさ、頭痛、肩こり、冷え性、免疫力の低下などが挙げられます。

冷房病とは

冷房病は、冷房によって室内と外の温度差が大きくなり体がその変化に適応できずに起こる症状です。冷房が直接体に当たると、血管が収縮し、血行が悪くなります。
また、乾燥した空気に長時間さらされると、喉や鼻の粘膜が乾燥し、風邪をひきやすくなることもあります。

熱中症にならないエアコンの使い方

エアコンをつけっぱなしにすると冷房病になるかもしれませんが、暑すぎて熱中症になるかもしれません。
適切にエアコンを使って熱中症にならないようにしましょう。

適切な温度設定

室温は26～28℃程度に設定することがおすすめです。
特に夜間は、少し高めの温度設定にすることで朝起きた時の寒さや冷房病のリスクを軽減できます。また、室温と外気の温度差を5℃以内にすることで、体調の変化を少なくすることができます。 でも、暑いなと感じたら温度設定を見直してください。

冷風を直接体に当てない

冷房の吹き出し口から直接冷風を浴びると、体が冷えすぎてしまい体調を崩す原因になります。扇風機と併用して空気を循環させたり冷風吹き出し口の方向を調整したりするなど、工夫しましょう。

こまめな換気

室内の空気をこまめに換気することで室温の上昇を抑え、空気を清浄に保ちます。特に、人が多く集まる場所や調理をする際は、こまめな換気を行いましょう。

湿度管理

加湿器を使用する場合は、湿度を50～60％に保つようにしましょう。湿度が高すぎると、カビが生えやすくなったり、不快感が増したりします。
蒸し暑く感じることもあるので湿度管理は大切です。

服装に注意する

薄着で過ごしたり通気性の良い素材の衣服を選ぶことで、体温調節がしやすくなります。特に、寝るときは、軽い掛け布団やパジャマを選ぶといいです。

水分補給

冷房を使用している間は、汗をかきにくいので喉が渇いてないと感じます。ですが、体は水分を求めているのでこまめに水分補給をしてください。

まとめ

エアコンをつけっぱなしにすると冷房病になりますが、つけずにいると熱中症になってしまいます。
エアコンを適切に使って冷房病にも熱中症にもならずに夏を過ごしたいですね。電気代より治療費のほうがたぶん高いのでエアコン使っていきましょう。

弊社は名古屋で業務用エアコンや排気設備などをはじめとした空調設備の設計や機器（能力）選定・工事・定期点検・修理メンテナンスを一貫して行っており各実績もありますので空調設備や局所排気設備などに対して皆様が抱えている「わからない」があれば是非一度ご相談ください。