現場で使える!空調とIoTの活用チェックリスト

工場や店舗、ビルなどで空調を使っている方の中には、

「なんとなく毎年同じ設定で動かしている」
「とくに見直しはしていない」

という方もいるかもしれません。
でも最近は、IoTの技術を使って、空調をもっと“自分に合った使い方”ができるようになってきています。
今回は、実際の現場で役立つ「空調とIoTの活用チェックリスト」をテーマに、空調をもっと上手に使うためのヒントを紹介します。

気になるところがあれば、ぜひ現場と照らし合わせながら読んでみてください。

紙メモや目視だけに頼っていませんか?

たとえば、空調の温度や湿度、電気使用量などを紙に書いて管理していたり、担当の人が現場を歩いて確認しているケース、まだまだありますよね。もちろんその方法も大事ですが、小さな変化を見逃してしまうこともあります。
IoTを使えば、温度や湿度のデータを自動で記録して、スマホやパソコンでリアルタイムにチェックすることができます。たとえば「この場所だけ冷えすぎてるな」といった偏りにもすぐ気づけますし、空調の効きすぎ・効かなさも見えてくるんです。

「ここだけ暑い」「あっちは寒い」…そんな偏り、放置していませんか?

現場で「この場所だけムダに暑いな」とか「この席はやけに寒い」と感じたこと、ありませんか?実は、空調がしっかり動いていても場所によって温度や湿度がバラバラになっていることはよくあります。
こうしたムダな偏りがあると、余計な電気代がかかってしまう原因にもなります。IoTのセンサを使えば、どこが暑すぎるのか、寒すぎるのかを細かく把握できます。


データが“目で見える形”になることで、風向きや風量の調整がしやすくなり、ムダな電力を使わずに済むようになります。

空調トラブル、いきなり起きていませんか?

ある日突然、空調が止まってしまって焦ったことありませんか?
でも、実はトラブルの前にはサインが出ていることが多いんです。
たとえば、

「音が少し大きい」
「いつもより風が弱い」

など、ちょっとした変化がヒントになります。
IoTを導入すると、そうしたわずかな変化も数値で記録できるようになります。「あれ、前より消費電力が高いな」といった違和感にデータの段階で気づければ、大きな故障の前に対応できる可能性がぐっと高まります。
修理のタイミングをコントロールできれば、休日や稼働の少ない時間にメンテナンスができますし、部品の手配も余裕をもって行えます。現場の安心感もまるで違ってきます。

省エネの設定、本当にその現場に合っていますか?

「冷房は28℃が省エネ」――よく聞く話ですよね。でも、それがどの現場にも合うとは限りません。たとえば、人が多い空間では28℃だと暑く感じることもありますし、機械の熱がこもる場所では、風通しの工夫も必要です。
IoTを使えば、

「どの時間帯に」
「どの場所で」
「どれくらい空調が必要か」

をデータで見ながら考えることができます。その結果、ムリに我慢することなく、快適さを保ちつつ、省エネにもつながる空調の使い方が見えてきます。

まとめ

空調をIoTと組み合わせることで、「なんとなく動かす」から「根拠をもってコントロールする」時代になってきました。
紙のメモや目視点検だけだった現場も少しずつIoTを取り入れていくことで、ムダが減り、安全性も快適さもグッと向上します。
「うちの空調、ちょっと見直してみようかな」と思ったときが、始めどきです。
IoTをフル活用する必要はありません。まずは“ひとつの温度センサー”からでも、現場の見え方はきっと変わりますよ。

弊社は、名古屋で業務用エアコンの清掃やメンテナンス・修理、設置を行っています。適切な業務用エアコンが分からないときはぜひご相談ください。最適な業務用エアコンをご提案させていただきます。
空調のIoT活用も、センサー1つからご提案可能です。現場の悩みに合わせた“ちょうどいい始め方”をご一緒に考えます!

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