寒いと鼻水が止まらないのは何で？

寒いところにいると鼻水が止まらないときありませんか？
ずっと垂れ流しにするわけにはいかないからティッシュで拭くんですが、拭けないときどうしようってなります。鼻すすってもまた鼻水出てくるし…。

そもそも、何で寒いと鼻水が止まらないんですかね？
今回は、寒いと鼻水が出てしまう理由についてご紹介します。

なぜ鼻水が出るの？

私たちの体は、外からの刺激から守るためのさまざまな仕組みを持っています。その一つが鼻です。 鼻の中には細かい毛のような線毛や、粘ついた鼻水を作る細胞がたくさんあります。この働きによって、空気中のホコリや細菌をキャッチし、体の中に入らないようにしているのです。
寒い日に外に出ると、体は急な温度変化にさらされます。このとき、体が温かさを保とうと鼻の血管が縮んだり広がったりを繰り返します。これが鼻の粘膜を刺激し、鼻水が出る原因の一つとされています。

鼻水が出るとどうなるの？

鼻水が出るのは、体が寒さや外部からの刺激に反応している証拠です。実は鼻水には、大切な役割があります。

・空気中のホコリや細菌をキャッチして体内に入れないようにする
・鼻の中を潤し、乾燥を防ぐ

ですが、鼻水が止まらないと困ることもありますよね。例えば

・呼吸がしづらくなる：鼻詰まりで口呼吸が増え、喉が乾燥しやすくなります。
・ティッシュが手放せない：何度も鼻をかむと、肌が荒れてしまうこともあります。
・集中力が低下する：鼻水や鼻詰まりが気になって、作業や勉強に集中しにくくなることがあります。

また、鼻水が長期間続く場合は、風邪やアレルギーが原因の可能性もあります。その場合は、適切なケアを心がけましょう。

他に寒いと起こる体の変化はあるの？

寒さは鼻水以外にも、体にいろいろな変化を引き起こします。

・くしゃみが出る：鼻の粘膜が刺激されることで異物を外に出そうとする反射です。
・喉が痛くなる：冷たい空気を吸い込むと喉の粘膜が乾燥し、痛みを感じやすくなります。
・体がだるくなる：寒さで免疫力が下がり、風邪をひきやすくなることがあります。

寒いと鼻水が出るのは、体が寒さから守ろうとする自然な反応です。鼻水には細菌やウイルスから体を守る大切な役割があります。
でも、あまりにもひどい場合は風邪やアレルギーが原因の可能性もありますので、体調に気をつけて過ごしてくださいね。

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