どんぐりの中に虫がいるのは何で?

秋になると、公園や道端でよく見かけるどんぐり。
可愛い形と茶色い色合いに惹かれて拾ったことがある人も多いのではないでしょうか?

でも、割ってみると中に虫がいることがあってびっくりすることもありますよね。
今回は、どんぐりの中にどうして虫がいるのについてご紹介します。

どんぐりって何?

どんぐりとは、クヌギやコナラなどのブナ科の樹木の実のことです。秋になると、木から落ちて地面にたくさん落ちているのを見かけます。
どんぐりは、将来大きな木になるための種です。

どんぐりの中にいるのは誰?

どんぐりの中にいる虫は、主に「どんぐり虫」と呼ばれる、コナラガというガの幼虫です。どんぐり虫は、白くて丸い小さなイモムシのような姿をしています。

どんぐりの虫はどこから来るの?

どんぐり虫は、どんぐりがまだ木になっているうちに、卵を産み付けられます。お母さんコナラガは、どんぐりの柔らかい部分に小さな穴を開けて、その中に卵を産みつけるのです。

なぜどんぐりの中にいるの?

どんぐり虫がどんぐりの中にいる理由は、どんぐりをエサにしているからです。

どんぐりの中は、どんぐり虫にとって、エサがたくさんある安全な場所なのです。どんぐり虫は、どんぐりの栄養を食べて大きくなり、やがてさなぎになって、チョウになります。

どんぐりの中に虫がいるか見分ける方法

どんぐりの中に虫がいるかどうかを見分けるのは少し難しいですが、以下の点に注意して見てみましょう。

・穴が開いている:どんぐりの表面に小さな穴が開いているものは、中に虫がいる可能性が高いです。
・どんぐりが軽い:虫が入っているどんぐりは、虫が入っていないどんぐりに比べて、少し軽い感じがします。
・音がする:どんぐりを振ると、中から音がする場合は、虫がいる可能性があります。

まとめ

どんぐりの中に虫がいるのは、どんぐり虫がどんぐりをエサにしているからなんですね。どんぐりを見つけたら、虫がいるかもしれないと思って、優しく観察してみてください。

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