壊れる前に気づける!業務用エアコンが出す「異常のサイン」とは?

「ちょっと効きが悪い気もするけど…まあ大丈夫だろう」

そんなふうに思っていませんか?
実はその時点で、エアコンはすでに“助けを求めるサイン”を出しているかもしれません。
業務用エアコンは精密に作られているため、「壊れる前に小さな異常を知らせてくれる」サインを出してくれることがあります。
この記事では、よくある異常のサインとその原因、そして“IoTによる見守り”について解説します。
突然の停止を防ぐためにも、ぜひチェックしておきましょう!

要注意!エアコンが出す4つのサイン

冷え(または暖まり)が遅い

最もよくあるサインのひとつです。
体感の変化だけに見えますが、実は熱交換の効率が落ちている証拠かもしれません。

主な原因:
・フィルターの目詰まり
・室外機まわりの通気不良
・冷媒ガスの不足や漏れ

このまま使い続けると、コンプレッサー(エアコンの心臓部)に負荷がかかり、早期の故障につながります。

いつもと違う音がする

「ゴーッ」「カラカラ」など、異音が出ていたら注意が必要です。

主な原因:
・ベアリングの摩耗
・内部パーツのゆるみなど、物理的な異常

振動を伴う音は、モーターやファンの故障予兆の可能性もあります。

電気代がいつの間にか上がっている

設定や使い方を変えていないのに電気代が上昇している場合は、エアコンの運転効率が落ちているサインかもしれません。

主な原因:
・内部部品の経年劣化
・フィルターや熱交換器の汚れ
・冷媒循環の異常

見えにくい変化ですが、ムダな電力消費は“劣化”のサインです。

風が出てないのに運転ランプは点灯している

見落とされやすい現象ですが、内部では冷媒の循環が止まっている可能性があります。

主な原因:
・冷媒漏れや流量異常
・室内機やリモコンのセンサー故障

リモコンのエラー表示や風の変化に気づけるかがポイントです。

IoTで「異変」にいち早く気づこう

現場のスタッフが異常に気づけないケースも多くあります。
そんなときに活躍するのが、「IoTセンサー」を使った状態監視です。

たとえば:
・モーターの振動が大きくなったら即通知
・異常な温度になったらアラート発信
・消費電力が急上昇したらグラフで可視化

数値で変化を見られるため、経験や勘に頼らず、安定したメンテナンスをすることができます。
また、複数台のエアコンを一括で管理できるクラウド型システムもあるのでビル全体の運用にも役立ちます。

まとめ

エアコンの故障は、ある日突然起こるように見えて、実は小さな異常の積み重ねが原因であることがほとんどです。

・「音」
・「温度」
・「風」
・「電力」

こうした小さなサインを見逃さずに、IoTなどを使って“見えない変化”を数字でチェックできるようにしておくことが、トラブルを防ぐポイントなんです。
壊れてから焦るより、「あれ?ちょっとおかしいかも」って早めに気づいてあげることが大事です。

弊社は、名古屋で業務用エアコンの清掃やメンテナンス・修理、設置を行っています。適切な業務用エアコンが分からないときはぜひご相談ください。最適な業務用エアコンをご提案させていただきます。

業務用エアコン、工事についてのご相談・お見積りは無料です。

どこに頼んだらいいか分からない空調工事・メンテナンスはお任せください。

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