エアコン暖房で咳が出る原因はなに?

冬になるとエアコンの暖房をつけることが多くなりますよね。でもエアコンをつけると、喉がイガイガしたり、咳が続いたりして「なんでだろう?」と感じたことはないでしょうか。
もちろん、エアコンを使えば誰でも咳が出るわけではありません。ただ、人によっては暖房を使うことで咳が出やすくなる環境ができてしまうことがあります。 今回は、その理由と今日からできる対策をご紹介します。

エアコン暖房で咳が出る人が増えている?

最近は、冬の暖房といえばエアコンが主役になってきました。手軽なぶん、長時間つけっぱなしにする家庭も増えています。
ただ、その便利さの裏で、部屋が乾燥したり、空気がよどんだりしやすい傾向があります。こうした環境がそろうと、咳が出やすくなることが多くなります。

エアコン暖房で咳が出る主な原因

まず大きな理由は「乾燥」です。
暖房をつけると、部屋の水分がどんどん奪われてしまいます。すると、喉の表面がカラカラになり、ホコリや小さなゴミに敏感になってしまいます。体はそれらを外に出そうとして、咳が出ることがあります。

もう一つは「エアコン内部の汚れ」です。
エアコンは外からの空気を吸い込みながら動くため、使っているうちに見えないところにホコリやカビがたまってしまいます。このまま暖房をつけると、その細かい汚れが風に混ざって部屋に広がり、吸い込むだけで咳が出てしまうこともあります。
さらに、寒い季節は窓を開けないことが多く、部屋の空気が入れ替わらないままになります。空気がこもるとホコリが溜まりやすく、咳の原因になることがあります。

咳を悪化させるエアコンの使い方とは?

設定温度を高くしすぎると、あっという間に部屋が乾燥してしまいます。また、風が体に直接当たるような使い方は、喉を乾かしてしまいがちです。
さらに、フィルターをずっと掃除していないと、汚れた空気がそのまま部屋中に広がってしまいます。
こういった使い方は、咳が出やすい人にとって負担になってしまうので注意が必要です。

今日からできる、咳を軽くするための対策

まずは湿度を保つことが大切です。加湿器があればとても便利ですが、濡れタオルを部屋に干すだけでも効果があります。
ただし、湿度が高すぎると逆にカビが増えるので、湿度計があると安心です。40〜60%くらいを目安にすると過ごしやすくなります。
また、エアコンの風が体に直接当たらないよう、風向きを上向きや横向きに調整しましょう。それだけでも喉への負担がぐっと減ります。
短い時間でも換気をすると、空気が入れ替わりホコリが減ります。寒い日でも1〜2分だけ窓を開けるだけで空気が軽くなるのを感じることができます。

エアコンの清掃・点検が必要なサイン

エアコンから変なにおいがする、風が弱く感じる、フィルターにホコリがたまっている…こんな場合は掃除や点検の合図です。
特に内部の汚れは自分では見えにくいため、気づかないうちに空気を悪くしてしまうことがあります。フィルターの掃除は月1回を目安に、内部のクリーニングは1年に1度プロにお願いすると安心です。

まとめ

エアコン暖房が原因で咳が出るときは、乾燥やホコリ、カビなど、いくつかの要素が重なったときに起きます。 すべての人に起こるわけではありませんが、湿度の調整や風向きの工夫、換気、そしてエアコン自体の掃除を行うことで、多くの人が快適に冬を過ごせるようになります。 少しの手間で体がぐんと楽になりますので、できることから試してみてくださいね。

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