エアコンによる乾燥対策は万全ですか?業務用エアコンで起こる乾燥の原因と予防策

冬のオフィスに入った瞬間、「あれ、なんだか空気がパリッとしてるな…」と感じたことはありませんか。暖房で部屋はあたたかいのに、のどがイガイガしたり肌がつっぱったり・・・。
とくに業務用エアコンを使っていると、広い空間を一気に暖めるので、乾燥しやすい状況が生まれがちです。
乾燥は体調だけでなく、仕事のやりやすさにも影響します。名古屋のように冬は空気が乾きやすい地域では、なおさら気を付けたいです。

エアコン使用で空気が乾燥する理由

暖房をつけたときに乾燥を感じるのは、部屋の温度が上がると空気がたくさんの水分を“ため込める”ようになり、湿度が下がるからです。
一方、冷房の場合は仕組みが少し違います。空気を冷やしたときに空気中の水分が水滴となってエアコン内部に集まり、そのまま外へ排出されます。なので、空気中の水分が減り、乾燥した風が部屋に戻ってきます。

暖房でも冷房でも、どちらでも乾燥が起きる理由はこういう仕組みがあるからです。

乾燥が引き起こす職場でのトラブル

乾燥した空気の中で長く過ごすと、のどがイガイガしたり、肌が荒れたりすることがあります。静電気が「バチッ」と起こりやすくなるのも乾燥が原因です。
オフィスではパソコンやコピー機などの機器がたくさんあり、静電気が原因でトラブルが発生することもあります。
さらに湿度が低いと、空気中のウイルスがとどまりやすいとも言われています。従業員の健康や仕事の進み具合を考えても、乾燥はできるだけ防いでおきたい問題です。

名古屋の企業で特に乾燥対策が重要な理由

名古屋は冬になるとぐっと湿度が下がり、外の空気がとても乾燥します。そこへ長時間の暖房を使うオフィスや店舗では、室内の湿度はさらに低くなります。
さらに、名古屋は製造業が盛んな地域です。精密機器を扱う現場では静電気が大敵で、小さなトラブルが大きな損失につながることもあります。社員の体調だけでなく、設備の安全を守るためにも乾燥対策は欠かせません。

業務用エアコンでできる乾燥対策

業務用エアコンは出力が大きく、室内の温度を素早く変えることができます。そのため、設定を少し工夫するだけで乾燥をやわらげることができます。
たとえば、暖房の温度を上げすぎないこと。必要以上に温度を上げると湿度が一気に下がるため、快適さはむしろ失われてしまいます。また、風向きを調整して風が直接体に当たらないようにするだけでも、乾燥の感じ方はずいぶん変わります。

エアコンだけで湿度を理想的に保つのはなかなか難しいので、加湿器を使用するのもいいです。部屋の大きさに合った加湿器を選べば、湿度を40〜60%の快適ゾーンに保ちやすくなります。
ただ、加湿器は長く放置していると内部に汚れがたまりやすく、かえって空気を汚してしまうことがあります。掃除を忘れないことが大切です。
また、観葉植物を置いたり、加湿機能のついた空気清浄機を使ったりすることで、自然な加湿効果を取り入れることもできます。少しの工夫で、乾燥しにくい心地よい空間をつくることができます。

乾燥を防ぐための定期点検・メンテナンスの重要性

エアコンの乾燥対策を考えるうえで、定期点検は欠かせません。フィルターが汚れていると空気の流れが悪くなり、必要以上に強く運転することになってしまいます。そうなると乾燥を感じやすくなるだけでなく、電気代も余計にかかってしまいます。
専門業者による点検や清掃を行うことで、エアコンは無駄なく動き、室内の環境も安定します。名古屋では特に冬の暖房シーズン前に点検しておくと、安心して仕事に集中できる環境を保ちやすくなります。

まとめ

エアコンによる乾燥は、ちょっとした工夫や設備の見直しで十分に軽減できます。名古屋のように乾燥しがちな地域では、エアコンの使い方、加湿器の導入、そして定期点検を組み合わせることで、快適で安心できる職場環境を保つことができます。
「なんだか空気が乾いてきたな」と感じたら、ぜひ早めに対策を見直してみてください。

弊社は、名古屋で業務用エアコンの清掃やメンテナンス・修理、設置を行っています。また、フロン類の回収も行っています。
エアコンの調子が悪い、移設をしたい、フロン類を回収したいなどお気軽にお問い合わせください。

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