空調機の設置場所による効果の違いはある？

快適な室温にするために大切な空調機ですが、設置場所によっては十分な冷暖房効果が得られない場合があります。
空調機の設置場所は、冷暖房効率に大きな影響があるの知っていましたか？

今回は、空調機の設置場所についてご紹介します。

設置場所選びの重要性

設置場所によっては冷暖房効率が大きく低下することがあります。
設置場所は、後から変更するのが難しい場合が多いため設置前にしっかりとどこに設置するか決めるのが大切です。
設置場所を間違えると、以下のような問題が発生する可能性があります。

・冷暖房が効きにくい
・電気代が高くなる
・室内の温度ムラが大きくなる

冷房の場合

冷房の場合、以下に注意して設置場所を選びましょう。

直射日光の当たらない場所を選ぶ

直射日光が当たると、室外機が熱くなり冷房効率が低下してしまいます。また、室内に入ってくる日光も室温を上昇させるので、冷房が効きにくくなります。

風向きを考慮する

冷房の風が直接人に当たると、体が冷えすぎてしまいます。なので、風向きを調節できる場所に設置しましょう。

家具の配置に注意する

家具が風通しを妨げると冷房の風が部屋全体に行き渡らず、冷房効率が低下してしまいます。なので、家具は空調機の吹き出し口から離して配置しましょう。

暖房の場合

暖房の場合、以下に注意して設置場所を選びましょう。

窓から離れた場所を選ぶ

窓は熱の出入口となるので、窓から離れた場所に設置しましょう。窓近くに設置すると暖房の熱が外に逃げてしまい、暖房効率が低下します。

家具の配置に注意する

家具が暖房の熱を遮断すると、暖房効率が低下します。家具は、空調機の吹き出し口から離して配置しましょう。

まとめ

冷房と暖房で設置場所をご紹介しましたが、その他にも室内の広さにあっているものを選ぶや定期的なメンテナンスも大切です。
最適な場所に設置して快適に使用したいですね。

弊社は名古屋で業務用エアコンや排気設備などをはじめとした空調設備の設計や機器（能力）選定・工事・定期点検・修理メンテナンスを一貫して行っており各実績もありますので空調設備や局所排気設備などに対して皆様が抱えている「わからない」があれば是非一度ご相談ください。