窒素消化システム設置工事

導入先

焼肉きんぐ 笠寺店様
国内外で約600店舗を誇る焼肉チェーン店最大手の企業様です。
6月24日のリニューアルオープンに向けて大規模な改装工事の1つとして作業に入らせていただきました。

施工前の課題

ダクトのダンパー付近で火災が発生した際、2次側は検知することができないので不安があった。

施行内容

今回の工事は、排気ダクト内に火を検出した際に自動で消火するシステム「FireDog」を設置します。

作業の流れ

①資材の準備

・電線
・銅管(Φ6.35)
・センサー
・電線や銅管を通すためのフレキ管(PF管)

②フレキ管(PF管)を通す

電線や銅管を通すルートを確認し、保護するためのPF管を通します。
この段階では固定はしませんが、ルートを間違えると後々大変なで1つ1つ確認しながら慎重に通していきました。また、格子の下を通らなければならない場所もあり通すのに苦労しました。

③センサーの取付

火を検知するためのセンサーをダクトに取り付けるため、穴の位置を統一しダクトのつなぎ目を避けて取り付けました。
また、センサーについている銅管の向きに注意をしました。

④キャビネットの設置

窒素ボンベを設置するためのキャビネットの位置決め等を行いました。できるだけ平坦な床をみつけ、扉の向きや開閉状態に注意しながら設置しました。

⑤電線、導管を通す、結線作業

最初に通したPF管に電線や銅管を通していきます。細い管の中を通していくので引っ掛かりやすく、全員の息を合わせて通す必要がありました。
また、導管を通す際には一度歩道にはみ出てのばしておく必要もあり、周囲に気を配りながら作業を行いました。

⑥操作盤取付、作業完了

操作盤を取付て屋根裏の電線と接続します。屋根裏には大量の電線があるので、違う電線に接続しないよう確認しながら作業を行いました。

今後の展開

今回設置をしたシステムが問題なければ多くの飲食店のみならず、工場などでの設置も視野に入れることができます。

今後必要になるメンテナンス

油を多く使用する飲食店では、センサーに接続された銅管が詰まってしまう恐れがあります。そのため、定期的な清掃・確認が必要になると思われます。

ダクト内の火災を未然に防ぐ「FireDog」を試してみたい方は、ご連絡ください。
ぴったりのご提案をさせていただきます。