エアコンから水が飛んでくるのはなぜ?

暑い日に活躍するエアコン。ないと暑い日過ごせませんよね。

使っているとどこからか水が飛んできたことありませんか?
それは、エアコンから水が漏れてきているからかもしれません。

水はどこから飛んでくるの?

エアコンから水が飛んでくる場所は、機種によって少し違いますが多くは風が出てくる吹き出し口のあたりから水が飛んできます。

エアコン本体からも水が流れてくる時がありますが、今回紹介する原因とは違うのでエアコン本体からの水漏れは別の記事で説明します。

水が飛んでくる原因は何?

エアコンから水が飛んでくる原因は、主に以下の3つが考えられます。

結露

エアコンは、暖かい空気を冷やして部屋の中に戻しています。この時に、吹き出し口の部分が冷やされて結露ができることがあります。
ですが、通常は結露を想定したストッパーがついているので水が飛び散ることはありません。しかし、吹き出し口周辺が汚れているとステッパーがうまく機能せずに風とともに水が飛んでいくことがあります。

ドレンホースのつまり

エアコンの中には、水を集めて外へ排出する「ドレンホース」という管があります。このドレンホースが何らかの原因で詰まってしまうと水がうまく排出できずに、吹き出し口から風とともに水滴が飛んでいきます。

冷媒ガスの漏れ

エアコンの中には、冷媒ガスという特別なガスが入っています。
この冷媒ガスが漏れてしまうと、通常冷やされない箇所も冷やされてしまいます。そのため温度差が生じ、結露が発生してしまいます。
その結露が吹き出し口から漏れたり風とともに水滴が飛んできたりします。
配管に霜がついていたりエアコンの機器が悪くなったら冷媒ガスが漏れているかもしれません。

水が飛び出すのを防ぐには?

エアコンから水が飛び出すのを防ぐためには、どんな対策方法があるのでしょうか。

フィルターの掃除

エアコンのフィルターは、ホコリや汚れをキャッチする役割をしています。フィルターが汚れると、空気の流れが悪くなり、エアコン内部に結露が発生する原因になります。
夏や冬などエアコンの稼働が高いときは2週間に1回掃除するのがおすすめです。

ドレンホースの点検

ドレンホースが詰まっていると水が正常に流れず水漏れを起こす可能性があります。
ドレンホースが曲がっていないか内部が詰まっていないか確認してください。もし、内部が詰まっているとき、ドレン用サクションポンプ(ドレンホースクリーナー)と呼ばれる専用器具でドレンホースの排出口から汚れを吸い出してください。

冷媒ガスの点検

冷媒ガスが漏れている場合は、点検やガスを充填してもらわなければいけません。
冷媒ガスは専門的な知識が必要なため業者にお願いしましょう。

その他

湿度の高い日は、除湿運転を使うことで結露を少なくすることができます。また、エアコンの吹き出し口に付いている風向板(ルーバー)の向きを水平にすることで水滴が飛んでくることを防ぐこともできます。

まとめ

エアコンから水が飛び出すのは、必ずしも故障とは限りません。結露による場合は、正常な動作をしている場合もあります。しかし、ドレンホースのつまりや冷媒ガスの漏れが原因の場合は、修理が必要な故障の可能性があります。

定期的に点検をしたり掃除をしましょう。

弊社は名古屋で業務用エアコンや排気設備などをはじめとした空調設備の設計や機器(能力)選定・工事・定期点検・修理メンテナンスを一貫して行っており各実績もありますので空調設備や局所排気設備などに対して皆様が抱えている「わからない」があれば是非一度ご相談ください。

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