雲がある日とない日のちがいは何?

空を見上げると、真っ青な空が広がる日もあれば、もくもくした雲でいっぱいの日もあります。雲があるかないかで、私たちが感じる暑さや、天気の移り変わりは大きく変わります。

では、いったいなぜ雲がある日とない日があるのでしょうか?

雲って何?

雲はふわふわの綿のように見えますが、正体はとても小さな水のつぶや氷のかけらがたくさん集まったものです。空気の中には、目に見えない「水蒸気」がいつも含まれています。
この水蒸気が冷やされると小さな水のつぶになり、それが集まって雲になります。

もう少し雲のでき方を見ていきましょう。

雲のでき方

太陽が地面をあたためると、地面や川の水が蒸発して水蒸気になります。あたたまった空気は軽くなり、空へと上がっていきます。高いところは気温が低いので、そこで水蒸気が冷やされ、小さな水のつぶや氷の粒に変わります。
さらに空気中にあるホコリやちりの粒にくっつくことで、どんどん集まって雲になります。

雲がある日とない日のちがい

とても簡単にいうと、空気が上にのぼって冷えれば雲ができます。逆に空気がのぼらず安定しているときは、雲はほとんどできず青空が広がります。空気の動きが大きい日には雲が増え、動きが少ない日には雲が少なくなるというわけです。

雲ができやすい日

空気に水分が多いときや地面がよくあたためられて上昇気流が強いときは、雲ができやすくなります。夏の午後に大きな入道雲が生まれるのはそのためです。また、雨の前の日には空気が湿っているので、雲が広がりやすくなります。

雲ができにくい日

空気が乾燥しているときは雲ができにくくなります。さらに「高気圧」におおわれていると、空気は下向きに押し下げられるため、上昇気流が弱まり雲ができづらくなります。こういうときは真っ青な空が広がることが多いです。

時間や季節で変わる雲

朝は地面が冷えているので雲が少ないことが多いですが、昼になると太陽で地面があたためられ、空気がのぼりやすくなり雲ができます。夕方になると再び冷えて、雲が消えていくこともあります。 また夜や早朝は、地面が冷えすぎて空気も冷たくなり、水蒸気が水のつぶに変わって霧が出ることもあります。これも雲の仲間です。
季節で見れば、夏は湿度が高いので雲が多くなりやすく、冬は乾燥しているため雲が少なく青空が広がることが多いです。

まとめ

雲がある日とない日のちがいは、空気が上にのぼって冷えるかどうか、そして空気にどれだけ水分がふくまれているかで決まっていましたね。
今日の空を見上げて、「どうしてこんな雲が出ているのかな?」と考えてみると、毎日の景色がちょっと特別に感じられるはずです。

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