エアコンを使うと部屋の空気は乾燥するの？

エアコン使うと乾燥しませんか？喉痛くなるし顔がカピカピしてくる気がします。

なんで、エアコンを使うと乾燥するのでしょうか。

なぜエアコンを使うと乾燥するの？

エアコンを使うと部屋が乾燥してしまうのは、エアコンが空気を乾燥させる働きを持っているからです。エアコンは、部屋の湿気を含んだ空気を吸い込み、その中の水分をとり除いてから、乾燥した空気を部屋に戻しています。

これは、エアコンが部屋を冷やすときに、空気中の水分が水滴となってエアコンの中に溜まり、それが外に排出しているからです。また、暖房のときも、暖かい空気の方が冷たい空気よりも多くの水分を含めることができるため、相対的に室内の湿度は下がってしまうのです。

乾燥するとどうなるの？

部屋の空気が乾燥すると、私たちの体から水分がどんどん奪われてしまいます。そのため、お肌がカサカサになったり、ひび割れてしまったりすることがあります。また、のどが乾燥して痛くなったり、咳が出たりすることもよくあるのです。
乾燥した空気の中では、静電気も発生しやすくなります。セーターを脱ぐときなどに、「バチッ」とくる経験をしたことがある人もいるかもしれませんね。これは、空気中の水分が少なくなると、電気がこもりやすくなるため起こる現象です。

さらに、乾燥した環境は、風邪ウイルスが活発に活動しやすい場所でもあります。鼻や喉の粘膜が乾燥すると、ウイルスが侵入しやすくなり、風邪をひきやすくなってしまうのです。

乾燥を防ぐ方法

エアコンを使うと乾燥してしまうのは避けられないことですが、いくつかの対策をすることで、乾燥を防ぐことができます。

・加湿器を使う：加湿器は、空気中に水分を放出して湿度を上げてくれるので、乾燥を防ぐことができます。
・洗濯物を室内に干す：洗濯物を室内に干すことで、自然に部屋に湿度が高くなります。
・観葉植物を置く：観葉植物は、葉から水分を蒸散させるため、室内の湿度を上げる効果があります。
・こまめに水を飲む：体の中から水分補給をすることも大切なので、こまめに水分を補給してください。

まとめ

エアコンを使うと乾燥するのは、エアコンの働きに関係があったんですね。
乾燥すると肌やのどに影響がでます。風邪をひきやすくなることもあるので、乾燥対策をしっかりしてエアコンを使いたいですね。

弊社は名古屋で業務用エアコンや排気設備などをはじめとした空調設備の設計や機器（能力）選定・工事・定期点検・修理メンテナンスを一貫して行っており各実績もありますので空調設備や局所排気設備などに対して皆様が抱えている「わからない」があれば是非一度ご相談ください。