エアコンの室外機は寒いと凍ってしまうの？

寒い日も、雪が降る日も、ずっと外で頑張っている室外機…。あまりに寒いと、凍ってしまうことってあるんですかね？
濡れたものが寒いときに凍るのと同じように、室外機も凍ってしまうことがあるかもしれませんね。もし凍ってしまったら、どうすればいいのでしょうか？

今回は、室外機が凍ったらどうすればいいかをご紹介します。

室外機ってどんなもの？

室外機は、エアコンの外に設置されている機械で、冷たい空気を作ったり、暖かい空気を外に出したりする役割を担っています。
中には「コンプレッサー」という部品が入っており、この部品が冷媒ガスを圧縮してエネルギーを作り出します。このエネルギーを使って、エアコンが室内の温度を調節しているんですね。

どうして室外機が凍ってしまうの？

冬の寒い日に室外機が凍ってしまうのは、外気にさらされていることが原因です。
冷媒ガスが低温になりすぎると、室外機の中に霜や氷ができることがあります。また、湿度が高いと結露が発生しやすく、その水滴が凍ってしまうことも。特に雪が積もる地域では、雪が室外機にかかり、それが溶けてまた凍る、ということが繰り返されやすいです。

室外機が凍るとどうなるの？

室外機が凍ると、エアコンの効率が落ちてしまいます。
冷媒ガスがうまく循環しなくなることで、冷たい空気を十分に作れなくなったり、暖かい空気をしっかり排出できなくなったりします。その結果、室内の温度調整がうまくいかなくなり、快適さが損なわれてしまいます。
さらに、室外機にたくさん氷がたまると部品が傷んでしまったり、最悪の場合、エアコン自体が故障してしまうこともあります。

室外機が凍らないようにするには？

では、室外機が凍らないようにするにはどうすれば良いでしょうか？
まず、室外機の周りに積もった雪や氷を定期的に取り除いてあげることが大切です。また、室外機をカバーで覆うことで寒さや雪を防ぐこともできます。
ただし、カバーを使う場合は、通気性をしっかり確保することが大切です。通気性が悪いと室外機が過熱してしまい、別のトラブルが起きる可能性があります。
さらに、エアコンの設定温度を適切に調整し、冷房モードや除湿モードをうまく切り替えることも効果的です。

まとめ

エアコンの室外機が、冬の寒さの中でしっかりと頑張ってくれていることに改めて気づかされました。普段はあまり意識することのない部分ですが、こうしてその大切さを知ると、これからはもっと丁寧に扱いたいなと思います。
寒い冬を乗り越えて、暖かく快適な生活を一緒に楽しみましょう！

弊社は、名古屋にて局所排気装置の点検を行っています。局所排気装置についてご相談や点検のご依頼がありましたら、電話またはお問い合わせフォームからお気軽にお問い合わせください。